（群馬県）

日本で有数の温泉地・草津。
その中でも有名な大きな露天風呂・西の河原露天風呂。

沢山の温泉旅館の立ち並ぶ草津の市街地から
国道292号を白根山方面へ向かうと、市街地のはずれに
”西の河原公園”があります。
国道に設置された案内標識どおりに進むと
公園用の駐車場がありますが、ここは公園利用者の
四輪用の駐車場。
二輪及び露天風呂のみの利用者は、国道沿いの
露天風呂専用駐車場を利用します。
ここから7〜8分歩いたところに露天風呂はあります。

公園内は温泉の川が流れ、あちこちから湯気が立ち上ります。

入口で入浴料を払い、やや狭い脱衣所から風呂へ出ると

とにかく、その広さにはビックリします。
脱衣所がいっぱいで、着替えにも
苦労しそうな程混んでいても、
お風呂はガラガラに空いているように感じてしまいます。
男女合わせて500平方メートルあると言う湯船は、
まるでプールそのもの。
　
源泉は、滝のように流れ込んできます。
この塀の向こうで、男湯と女湯に分けているようです。
源泉は50度近くあるでしょうか。熱くて注ぎ口のところまでは行けませんでした。

普通、これだけの湯船であれば循環式であるのが普通でしょう。
しかし、循環式に良くある”カルキ臭”がしません。
湯船の底に排水口も見当たりません。
注ぎ口から反対側へ歩いていくと（これだけでも歩行浴に
なりそう。）お湯が外へ流れだしていて、そのお湯は公園内を
流れる川に合流してる。
ってことは、やっぱり掛け流し！？

にわかには信じがたいけど、流石日本三大温泉に数えられる草津。
その湧出量を思えば、納得はできるのかも。

熱いお湯が好きな人は奥のほうへ。
適温でゆっくり浸かりたい人は、脱衣所の近く。
思い思いの楽しみ方ができる、草津の奥深さを
実感できる大露天風呂です。